eufoniusで巫女なTVアニメ動画ランキング 2

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79.7 1 eufoniusで巫女なアニメランキング1位
このはな綺譚(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (562)
2427人が棚に入れました
あの世とこの世の間にある宿場町に建つ「此花亭」。
ここは神様に仕える狐っ娘たちが働く温泉宿。
期待と緊張で胸をふくらませ「此花亭」へ奉公にやってきた柚。
個性的な先輩たちに迎えられ、仲居修行が始まりました。
ある日、ちょっと頑張り過ぎてしまった柚は、お客様である薬屋さんを転ばせてしまい、
先輩仲居である皐とともに謝罪へと向かうのですが…。

声優・キャラクター
大野柚布子、秦佐和子、諏訪彩花、久保田梨沙、加隈亜衣、沼倉愛美

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

背景の美しさが際立つ、心温まるほのぼの系アニメ

原作未読。最終話まで視聴。

最初は、花咲くいろは+うらら迷路帳的な作品だと思っていた。
『ケモ耳は正義』って人向けの作品かなぁ・・・くらいの印象でした。

その印象は第5話で一掃されました。

前半はお菊ちゃん絡みのコメディ回。お菊ちゃんが面白可愛い。
後半は神作画回。モノトーンの背景に傘の『赤』とアジサイの『青・紫』が、息を飲むほど美しい。

第6話は打って変わって感動回。柚と八百比丘尼の心温まる物語。

『背景の美しさ+コメディ+心温まる物語』のバランスの良さ。
これがこの作品の魅力だと思います。

第8話は物語として完璧すぎる神回。
ラストの展開が見事すぎる・・・。

第10話の紅葉の風景も絶品。

そして感動の最終話。
ラストの所で、少し泣きそうになったじゃないか!(笑)

投稿 : 2024/12/28
♥ : 57

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

キャラの見た目に騙されるけど、意外とちゃんと仕事しています!

==[下記は6話目まで視聴時のレビュー: 以下、追記あり。]==
原作マンガ『此花亭奇譚』および『このはな綺譚』は未読です。これを書いている時点では第6話まで視聴済み。

此花亭の「あの世とこの世の間にある宿場町にある温泉宿」という設定が、わかったようなわからないような……、な本作ですが仲居として働いているのは(女の子の姿をした)狐ということで、ケモノ耳と尻尾がついています。

主人公の柚(ゆず)は狐でありながら人間(?:伝承通りなら不死ですけど…)である八百比丘尼(やおびくに)に育てられたため、人間界には他の狐たちよりも詳しいようですが、新人仲居として働いています。

基本的にはカワイイ仲居の狐たちの様子を観ていて和むという感じの作品ですが、仲居たちの間での恋愛(?:でも最初の連載が「コミック百合姫S」だったらしいですし)的な関係性や、接客などを通しての成長の様子を見守る感じの作品でもあります。

各エピソードは基本的に1話完結ですし、各話の中でもキャラクター間の(いわゆる「カップリング」的な意味での)関係は分かりやすく描かれていますので、途中からの視聴でもそんなに置いてきぼり感はないと思います。

各話毎のストーリーは、大別すると主にお客との関係に重きを置いたいわゆる「いい話」系のものか、従業員のみで進行するコメディ的なもの(「百合」的ラブコメ(笑)含む)に分かれると思います。

後者の展開のときには「あんたら仕事してんの?」と思いますが、前者の展開のときには意外とちゃんとした仕事ぶりですね。

作画も良いようですし、普通に面白いですよ。観てて疲れませんし、深夜アニメに癒しを求める向きにはお勧めできます。

あ、入浴シーンはけっこうあります…。
==[6話目まで視聴時のレビュー、ここまで。]==

2017.12.21追記:
全話観終わって思いましたが、これは原作もさることながらシリーズ構成・脚本がとても良い仕事をしていたと思います。

各話に含まれている複数パートであるパートが別パートの伏線になっていたりで全パート合わせてきちんと「1話」を構成していて、素晴らしい脚本になっていました。

さらに話数が進むにつれてのキャラクター同士の親密度なども、きちんと計算された脚本だった思います。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 57

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ずっと、レズビアン~(空耳)。1話完結のお手本な脚本

只のありがちな百合日常系と侮るなかれ、凄く良くできた百合日常系ですし、旅館アニメの傑作と言っても過言じゃない作品です。


opを見て頂ければわかると思いますが、上手くない日常系とは違い、わちゃわちゃした女子動物園ではなく、抑制と清潔感、優しさと上手さが同居していて、百合萌えだけでないウェルメイドという言葉が相応しい薫りが余韻にある。


特に8話の前編後編の構成は本当に上手い!。この回だけ取り出して見ても素晴らしさは充分にわかっていただけると思います。


百合日常系なんて糞食らえ!な人(そんな人って今時いるか?)、以外にはオススメで、「ゆゆ式」の次にもっと評価されて欲しい、2期が見たい作品です。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 21

56.8 2 eufoniusで巫女なアニメランキング2位
空を見上げる少女の瞳に映る世界(TVアニメ動画)

2009年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (106)
670人が棚に入れました
『涼宮ハルヒの憂鬱』『らき☆すた』の制作で知られる京都アニメーションが、オリジナル企画を立ち上げ、制作・販売を行う『京アニプロジェクト』の第1弾アニメ。 主人公の少女ユメミには、特別な力があった。それは、空に浮かんでいる不思議な島々が見えること。しかし、友人たちは誰一人としてその島を見ることはできなかった。そんなある日、突然、赤い髪をした少年がユメミの前に現れる。彼の名前はムント。彼は、ユメミが見ていた天上世界の一国、魔導国から来たという。バランスを崩しつつある“天上界”と“地上界”の危機を救うには、ユメミの力が必要だというムント。あまりの突然のことにユメミは戸惑うが、世界の危機を救うべく立ち上がるのだった。

声優・キャラクター
相沢舞、小野大輔、堀川千華、今野宏美、高橋伸也、水原薫、平松広和、井上喜久子、内田彩、稲田徹、若本規夫、白石稔、田中涼子、松元惠、土谷麻貴、斎藤楓子、遠藤広之

ごまだんご さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ムント様の衣装はどーなんだろー・・・w

京都アニメーション初自主制作アニメです。
OVAをもとに、テレビシリーズに発展しました。

主人公ユメミは小さい頃からユメミにしか見えない空に浮かぶ浮島を見ていました。
ある日ムントという赤い人が現れ、その浮島の危機を告げられます。後ろ向きなユメミを説得するため、何度もムントは現れ、
お友達スズメ・いちこに支えられながらユメミは浮島に向き合います。

あらすじはこんなかんじです。
浮島ってどっかで聞いた言葉・・・^^

ヒロインが特別♪が、私は好きなので、ストーリーは定番ですが楽しく見られました。
俺様がお好きな人も楽しめるのでは。
ただ、あの露出はどーなんだ?ムント様は変態なのか?w
終わりの方の黒い服はかっこよかったです。

作画は文句なく綺麗です。
さすが京アニ。戦闘シーンもよく動きます。

音楽も素敵です。オープニングもよく合っていると思います。
劇中のBGMもOVAから引き続き、お気に入りでした。

DVDには製作者のオーディオコメンタリーも収録されています。
監督を初め、作画監督さんや声優さんも参加されていますが、その温度差がw

ユメミちゃんもかわいい女の子です。
最終回エンディング映像は見たあとほっこり、いろんな想像に浸れるのではないでしょうか♪
その卵、誰にあげるの~?^^ニコニコ
個人的には作画が綺麗なので高評価です。
9話ということもありすぐに見られると思います。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 9

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

守りたいと思う気持ち♪

MUNTOシリーズ。京都アニメーションが自主制作した
「京アニプロジェクト」第1弾ファンタジー作品のTV版。
続編のOVA第2作『MUNTO 時の壁を越えて』の後の作品。
OVAを原点に、2009年にテレビアニメ版が放送された。
のちに続編『天上人とアクト人最後の戦い』が公開。

OVA「MUNTO」2作品に新作カットを加えたディレクターズ
カット版として放映された。全9話。
音楽は全て本作オリジナルで、声優もほぼ全員変更。

OVAの映像をそのまま流用している部分がありますが
元々雨上がりの水溜りに反射する背景等綺麗だった♪

音楽は雰囲気を向上させて自然に入れ替えられてる?
OP/EDも結構いい感じで好きです♪

ムントの小野大輔さんへの変更も普通に良かった。
若本規夫も良い味出してますね♪
バランスというか・・ヒロイン劣化した気が・声優の
起用って個々のキャラ毎に上手くあてても・・全体の
バランスで欠点になってしまう人ができたり・・特に
メインヒロインだし・・追加カットもあるので、より
いっそう目立ってしまう・・

キャラデザや個性等のイメージは声優の演技で大きく
変わってしまうなと実感。例えば苦手だったムント等
変更ないのに良く見えるし・・。

それでもできれば新作として作り直して欲しかった・・
まぁエンドレス8を思えば全然マシな予算稼ぎだけどw
「天上人とアクト人最後の戦い」に活かされたのかな?
それとも宣伝効果的なモノ程度だったのか・・
映画も新作カットを追加したディレクターズカット版。

OVA1作目が3話迄、OVA2作目が6話まで。つまり3話以降
はキャラデザも作画もキャラも成長(向上)している♪

新作カットは主にキャラの掘り下げや派手なバトル等
印象深くするための描写が多い様に感じた。
一気にSF色の強い描写が増える戦闘シーンの多いパート。
そこそこ良い感じで迫力のあるシーンや新キャラが・・
OVA2では二人が抱き合って終わるが・・此方は良い感じ
で追加シーンの補填が有る♪キャラデザは一気に京アニ。
あ・・もともと京アニだけどw

7話以降は新作で・・劇場版の序盤としての部分かな・・
派手な描写や穏やかな描写にコミカルな要素も多数含み、
緩急が大きく盛り上がっていく。

9話・・良い最終回だ・・まぁメッセージは理解できる。
1作目のOVAからずっと基本は一緒だ。

って・・この後映画有るんだけど・・

えぇ~・・天上人とアクト人の最終決戦・・

ん~・・視るのが怖いなぁ~・・

リュエリが語ってるんで凡そ予想ついてしまうから・・

此処で終わっても十分綺麗だなと思うのだけど♪
如何にも京アニっぽいキャラデザや作風になって・・
一般受けはしそうだけど・・内容的にはキャデザ・・
服飾とか・・媚び過ぎた感じになったような・・


日高ユメミ 相沢舞
ムント     小野大輔
小野イチコ 堀川千華
今村スズメ 今野宏美
高森カズヤ 高橋伸也
戸部タカシ 水原薫
日高シゲル 平松広和
日高ノゾミ 井上喜久子
日高チカラ 内田彩
ガス     稲田徹
グンタール 若本規夫
グリドリ 白石稔
リュエリ 田中涼子
トーチェ 松元恵
イリータ 土谷麻貴
ライカ     斎藤楓子
ルイ     遠藤広之
長老     城山堅

投稿 : 2024/12/28
♥ : 4
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